【冷たい麺類ばかり食べていませんか?】管理栄養士が上手な食べ方指南!

麺類の食べ方について確認しましょう!

毎日暑い日が続いていますが、夏バテはしていませんか?暑い時期はつるっと喉越しの良い麺類が食べやすいですよね。手軽に食べられる麺類ですが、水分や塩分が多くバランスも偏りやすいメニューです。そこで、麺類を食べる時のポイントを確認してみましょう。

麺類の問題点

●塩分が多く含まれています。麺自体にも塩分が含まれていますが、汁に多く含まれています。
●麺を食べる時、汁を飲まないようにしても麺が水分を吸ってしまい、体重が増えやすくなります。
●麺類だけでは、エネルギーやたんぱく質が不足しやすくなります。

麺類を食べる時の工夫

① 汁は残すようにしましょう。
汁を飲むと水分、塩分が多くなります。汁を全て飲んだ時と比べると、食塩摂取量は2~3g、水分は200g程減らすことができます。
スパゲッティのソースやあんかけは、塩分や水分も多いので量を調節して食べるようにしましょう。

② 連続して食べないようにしましょう。
2日空きの日ではなく、1日空きの日に食べましょう。水分の多い料理(麺類、鍋、カレー、シチューなど)が重ならないよう、水分の少ない料理(揚げ物、焼き物、炒め物)と組み合わせましょう。

③ おかずになる蛋白質食品を組み合わせましょう。
麺類の上に蛋白質の具材(卵・肉など)をのせたり、麺類と一緒におかず(肉・魚・卵・豆腐など)を食べるようにしましょう。焼きそばなどの炒めた麺は、汁気も少なく、肉や野菜も一緒に食べることができます。

※ポイント
塩分 : 汁は残す。“かけ”より“つけ”で減塩。薬味を使う。
水分 : 炒め麺、つけ麺(焼きうどん、そうめんなど)にする。
蛋白質や野菜のトッピング、おかずを用意してバランスよく食べましょう。