厚済会の教育制度
医療法人社団 厚済会は、「仁・愛・知・技」という理念のもと、人財(人材)育成に積極的に取り組んでいます。人として、医療人として、職員が継続的に成長していけるよう、各部署の教育担当が中心となり、個々の個性やスキル、経験などに合わせた研修や支援を行っています。
理念研修
厚済会では「仁・愛・知・技」という理念を大切にしており、入社時には理念研修を必ず実施しています。研修では、ただ一方的にこの4文字の意味を教えるのではなく、話し合いをしながら自主的に考えてもらうような研修を行っています。職員一人ひとりの理念に対するイメージや捉え方を共有し、理念に対する理解を深め、全職員が想いを一つにするように心がけています。
新人教育制度
新卒・中途採用を問わず、入社時には必ず新人研修を実施。研修は1~3日にかけて行われ、昼食も支給されます。研修を通して法人の理念や歴史を知り、基本的なマナーや知識を身に付けることが可能です。また、同時期に入社する職員同士の交流が図れ、部署の垣根を越えた円滑なコミュニケーションにつながります。
研修の内容
- 理念研修
- 接遇研修
学会参加
医師をはじめとする医療スタッフは常に向上心を持ち、謙虚な気持ちを忘れず医療知識や技術の向上に励んでいます。毎年、全国各地で行われる学会や研究会に積極的に参加し研鑽を積むとともに、医療の発展に貢献するためにさまざまな学会、研究会で発表や講演なども行っています。
2023日本透析医学会
① 上大岡仁正クリニック:院長 三橋 洋 『夫婦ともに在宅血液透析を導入した症例を経験して』 |
② 上大岡仁正クリニック:看護部 研修センター長 辻󠄀村 陽子 『チームビルディングによる最高の高齢者透析看護の探求~多職種間の「実践の知」を語る場~』 『チーム医療のための多職種合同研修~腎臓病と生きる人に寄り添うために~』 |
③ 上大岡仁正クリニック:臨床工学課 渡邉 文雅 『外来透析施設におけるBCP策定の取組み報告~』 |
④ 上大岡仁正クリニック:臨床工学技士 新田 剛 『エコー認定制度の取り組み~制度構築から実際の運用について~』 |
⑤ 上大岡仁正クリニック:看護部 深田 直子 『透析クリニックに併設した一般内科外来でのコロナ感染対策の取り組み~透析患者を守るための関わり~』 |
⑥ 上大岡仁正クリニック:看護部 齋藤 まゆ 『透析患者と歩むVAチーム活動~患者のシャントを守るために~』 |
⑦ 横浜じんせい病院:リハビリ技術科 横山 将史 『クラスター感染対策によるリハビリ制限が患者に及ぼす影響』 |
⑧ 文庫じんクリニック:臨床工学課 稲葉 雄太 『サナサイドNX·ECO-200の隔日使用による除錆効果と消毒効果の検証』 |
⑨ 文庫じんクリニック:臨床工学課 榊原 準矢 『穿刺針剌入部の強い痒みに対しテフロン加工を施した穿刺針を使用した一例』 |
⑩ 文庫じんクリニック:看護部 工藤 裕美恵 『不穏への対応~タッチングの効果について~』 |
2022日本透析医学会
① 上大岡仁正クリニック:院長 三橋 洋 『外来血液透析導入のメリットと注意点について』 |
② 上大岡仁正クリニック:看護部 研修センター長 辻󠄀村 陽子 『患者に寄り添う透析医療SDGs 達成に向けて~チーム医療推進と持続可能な進化のための教育を問う~』 |
③ 上大岡仁正クリニック:臨床工学課 渡邉文雅 『在宅血液透析装置洗浄におけるSDGs への取り組み~アルカリ系洗浄添加剤の試用~』 |
④ 上大岡仁正クリニック:臨床工学課 花岡知誉 『透析支援システムを活用した業務効率化へ』 |
⑤ 上大岡仁正クリニック:臨床工学課 新川栄二 『トラブル時の不安軽減に向けた取り組み~トラブル研修の実施~』 |
⑥ 上大岡仁正クリニック:栄養士 川嶋 明美 『自己管理不良患者への在宅血液透析導入に向けた支援~栄養指導介入を試みて~』 |
⑦ 上大岡仁正クリニック:看護部 高木明子 『透析クリニックにおけるCOVID-19 感染防止対策~』 |
⑧ 上大岡仁正クリニック:看護部 坂庭那央子 『自己管理困難な高齢透析患者に対する多職種連携』 |
⑨ 上大岡仁正クリニック:放射線科 亀山正人 『透析患者における腹部CT 定期検査の有用性について~現在までの症例の統計~~』 |
⑩ 金沢クリニック:看護部 中村麻紀 『維持期におけるセルフマネジメント支援~患者の自己肯定感を高めるアプローチ~』 |
⑪ 文庫じんクリニック:臨床工学課 能澤季逸 『DCS-200Si による静的静脈圧の自動測定~AVG 狭窄の早期発見のために~』 |
⑫ 文庫じんクリニック:看護部 向田京子 『透析室外での急変時対応訓練への取り組み』 |
2021日本透析医学会
① 上大岡仁正クリニック:臨床工学課 渡邉 文雅 『スタッフ不在時のRO 装置警報対応方法の検討~警報メール発信システムの導入~』 『在宅血液透析における透析排水管理の検討~サンフリー Ciの試用~』 |
② 上大岡仁正クリニック:臨床工学課 竹中 翔平 『高齢患者の在宅透析導入を経験して~』 |
③ 上大岡仁正クリニック:検査技術科 阿部 雅弘 『VA 管理における再循環率測定の活用~ VA エコーの結果との相関検証~』 |
④ 上大岡仁正クリニック:看護部 葛西亜希 『認知機能低下傾向にある高齢透析患者への取り組みと課題』 |
⑤ 上大岡仁正クリニック:看護部 西野 陽子 『透析クリニックにおけるCOVID-19 感染対策への取り組み』 |
⑥ 上大岡仁正クリニック:栄養課 川嶋 明美 『外来透析患者の食生活支援の取り組み~ 透析栄養サポート通信を通じて~』 |
⑦ 研修センター:辻村 陽子 『チーム医療における対話型共有システムの構築を目指して~多職種で の CKD 患者対応研修の取組み~』 |
⑧ 横浜じんせい病院:栄養課 佐々木 彩乃 『当院における透析患者の誤嚥調査と食形態の検討』 |
⑨ 文庫じんクリニック:臨床工学課 稲葉 雄太 『血液回路アーチループ使用による抗凝固薬使用量の検討例』 |
⑩ 文庫じんクリニック:看護部 山本 美佐 『通院血液透析における重度認知症患者の看護~ パーソン・センター ド・ケアの観点から~』 |
⑪ 金沢クリニック:看護部 豊山 美紀子 『精神疾患が判明した患者への導入支援の一考察』 |
⑫ 金沢クリニック:看護部 小林 友子 『予後不良だった高齢患者の通院透析継続への支援~患者・家族との協働アプローチを試みて~』 |
⑬ 金沢:臨床工学技士 新田 剛 『スタッフ間のVA 情報共有への取り組み ~エコーを活用した VA 情報の共有〜』 |
2020日本透析医学会
医局 横浜じんせい病院 院長:山口 聡先生、上大岡仁正クリニック 院長:三橋 洋先生、上大岡仁正クリニック 副院長:小田 壽先生、文庫じんクリニック 院長:河野 知之先生、追浜仁正クリニック 院長:小川 成章先生、厚済会 理事長:大西 俊正先生 『透析医療での地域包括ケア病床の役割(第2報)』 |
① 上大岡仁正クリニック:久保 新菜 『透析看護の初体験の振り返り~返血後の抜針から止血を実践して~』 |
② 上大岡仁正クリニック:南 多重子 『穿刺成功率を上げるVAチームの取り組み』 |
③ 金沢クリニック:須藤 鮎実 『通院患者を支える為の認知症患者の看護~地域連携を含めたチーム医療の重要性~』 |
④ 金沢:臨床工学技士 新田 剛 『VA管理における臨床工学技士の関わり~ エコーへの取組み~』 |
⑤ 追浜:医師 小川 成章 『腹部超音波検査を契機に膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPN)と診断された血液透析患者の5例』 |
⑥ 看護教育部門:辻村 陽子 『CKD看護を語る場からみえた患者支援の現状と課題』 |
⑦ 上大岡仁正クリニック:渡邉 文雅 『在宅血液透析における治療状況把握方法の検討 ~警報通知システムの導入経験』 |
⑧ 臨床工学技士 渡邉 文雅(在宅血液透析) 『在宅血液透析における患者教育~ 透析装置入替えを経験して~』 |
⑨ 上大岡仁正クリニック:斎藤 浩太郎 『透析支援システム使用の実態調査 ~2社のシステムの聞き取り調査による比較~』 |
⑩ 上大岡仁正クリニック:岡部 亜衣 『臨床工学技士へのシャントエコー教育』 |
2019日本透析医学会
① 文庫:看護師 葛巻 みや子 (終末期看護) 『在宅での見取りを希望する終末期高齢維持透析患者への介入~ エンドオブライフケアによる看護の課題~』 |
② 栄養士 川嶋 明美 『食事管理に役立たせるためのレシピ集の検討』 |
③ 看護師 辻村 陽子 (看護継続教育) 『組織内リフレクション研修の推進 ~自己認知型行動がレジリエンスを高める~』 |
④ 金沢:臨床工学技士 新田 剛 『VA管理における臨床工学技士の関わり~ エコーへの取組み~』 |
⑤ 追浜:医師 小川 成章 『腹部超音波検査を契機に膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPN)と診断された血液透析患者の5例』 |
⑥ 上大岡:臨床工学技士 斎藤 浩太郎 『透析支援システム導入時の職員教育における比較検討』 |
⑦ じんせいHD:看護師 林 浩子(在宅血液透析) 『在各血液透析導入の取組み』 |
⑧ 臨床工学技士 渡邉 文雅(在宅血液透析) 『在宅血液透析における患者教育~ 透析装置入替えを経験して~』 |
⑨ 追浜:看護師 岡田 麻紀子 (高齢者看護) 『適正除水量を受け入れない高齢透析患者との関わり』 |
⑩ じんせい病棟:看護師 萩原 由里子(腹膜透析) 『要介護状態のPD患者が自宅退院可能になった1例』 |
2019 その他学会
学会・研究会 | 演者・演題 |
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在宅療法学会 | じんせい病棟:護師 萩原 由里子(腹膜透析) 『身体介護が必要な腹膜透析患者の自宅退院が可能になった1症例』 |
在宅透析研究会 | 上大岡:医師 三橋 洋 『導入教育に時間をかけるも返血トラブルが原因で貧血が進行し再教育を要した一例』 |
〃 | 臨床工学技士 渡邉 文雅 『在宅血液透析導入患者の自宅透析指導に警報通知システム(Jモニター)が有用であった一例』 |
〃 | じんせいHD:看護師 林 浩子 『夫婦での在宅血液透析を実現して~見えてきた現状と課題~』 |
腹膜透析医学会 | 上大岡:医師 三橋 洋 『当院における長期療養目的に入院した腹膜透析患者の転帰』 |