【覚えておきたい!】透析治療中の減塩分・カリウム調理の工夫

適切なエネルギー・良質なたんぱく質をとる

透析患者様は貧血になりやすい傾向があります。食べ物を十分にとり、血が薄くなるのを防がなくてはなりません。ご飯、パン、砂糖、油などのからだに力を与える食べ物と、卵、肉、魚、大豆製品などの血の材料になるたんぱく質を適切にとり、エネルギーが不足しないように献立や調理方法を工夫しましょう。

また、栄養バランスに注意するのに加え、1日の食事のリズムや食品の種類にも気を配ることが必要です。以下のことを心がけましょう。

  • 1日3回規則正しく食べる
    朝食を抜いたり、夜食を習慣的に食べたりするのはやめましょう。
  • 偏食をしない
    好きなものばかりではなく、バランス良く食べましょう。
  • 主食・副食を組み合わせる
    トーストだけでなく、おかず類も食べましょう。
  • 副食はたんぱく質と野菜を必ず組み合わせる
  • 料理を幅広くつくり、多くの材料を使う
  • 食品の栄養的な特徴を覚え、食生活にとり入れる
  • 自分の1日の必要食品量を覚える
    食品は、決められた範囲内で摂取するようにしましょう。