【管理栄養士監修】透析中でも美味しく減塩できるコツ10ヵ条

減塩管理が必要な理由

塩分の多い食事をすると、喉が渇き水分が欲しくなります。水分の摂取量が多いと、体の中の水分が過剰になり、むくみや高血圧を起こしやすく、心臓に負担をかけてしまいます。塩分の摂りすぎは水分の摂りすぎにつながり、透析治療後の体重にも影響が出てしまいます。

1回の透析治療の中で、減らす体重が2㎏の場合と4㎏の場合では、心臓や体にかかる負担が大きく違います。透析治療における除水量を出来るだけ少なくするには、普段から薄味の食事を心がけることが必要です。塩分と仲良く付き合うことで、減塩習慣を身につけましょう。

塩分は1日どのくらい?

1日の塩分摂取量は、6g未満が望ましいとされています。1日6gの塩分ですと、1回の食事で2gの塩分になります。では塩分6gとは、どれくらいの量でしょうか。計量スプーンの小さじすり切り1杯が塩6g、つまり塩分6gです。塩で確認すると塩分6gが多い事がわかります。

塩を1日で6g使用する事は稀だと思いますが、塩分には「調味料に含まれる塩分」と「食品に含まれる塩分」があります。調味料に含まれる塩分とは、味付けとして使う醤油やソース、味噌などに含まれる塩分です。一方、食品に含まれる塩分とは、ハムや練り製品、たらこや漬物などの加工食品に、あらかじめ加えられている塩分です。

調味料の塩分と食品の塩分を合わせると、簡単に塩分6gを摂取できてしまいます。食生活から全ての加工食品を取り除くことは難しいですが、できるだけ減らすように意識して取り組んでみましょう。それだけでも塩分を減らすことができます。
では、調味料や食品の塩分量はどのくらいでしょうか。その目安を右上の表でご確認下さい。