【理学療法士推奨】肩関節周囲炎(四十肩)改善トレーニング

肩関節周囲炎とは?

「肩関節周囲炎」と聞いてもピンと来ない方も多いかと思いますが、「四十肩」「五十肩」というと、分かる方が多いのではないでしょうか?肩の関節の骨、軟骨、じん帯などが老化して、炎症を起こすことが痛みの原因といわれています。40代、50代の方に比較的多いことから、俗称として「四十肩」「五十肩」と呼ばれています。放置しておくと、肩関節が癒着して、動かすたびに痛みを感じるようになります。
そこで、今回はリハビリのプロフェッショナルである理学療法士が「肩関節周囲炎」を緩和するための簡単なトレーニングをいくつかご紹介します。

肩関節周囲炎改善 トレーニング集


①「いい湯だな♪」体操
ドリフの「いい湯だな♪」のダンスをイメージするとやりやすいと思います。
肩関節の骨を正常な位置に戻し、筋のバランスを調整し、骨の位置を正しい位置に導く効果があります。
①寝転んだ状態で、脇を閉めて肘を90度に立てます。
②こぶしを身体側に倒します。
③こぶしを外側に倒します。
①~③をゆっくりと繰り返し15回程度、患部側のみでOK。

②はにわ体操
はにわのポーズそっくりな体操です。「いい湯だな♪」体操と同様の効果があります。
①寝転んだ状態で、脇を開き、肘を上方向に90度曲げます。
②肘から上を上に倒し、地面につけます。
③肘から上を下に倒し、地面につけます。
①~③をゆっくりと繰り返し15回程度、患部側のみでOK。