【整形外科テスト 下半身編②】梨状筋症候群|腰痛・ぎっくり腰予防

前屈ムリ!太もも裏が痛くて伸びない方へ

② ~ハムストリングスの短縮や腰背部の筋の緊張・椎間関節の過小運動性
(FFD(Finger Floor Distance Test))

●どんな症状?
太もも裏の筋肉(ハムストリングス)が硬い状態、または椎間関節が硬い状態です。これらが硬いと、骨盤が後傾しやすく姿勢が悪くなり、腰痛・ぎっくり腰な引き起こしやすくなります。

●テスト方法
前屈を行い、膝を伸ばした状態で指先が床につけばOK。「膝が伸ばせない」や「指先が床につかない」のはNG(陽性)です。

●テストが陽性だった場合
ハムストリングスの短縮や腰背部の筋肉の緊張、または椎間関節の過小運動性が認められます。以下のストレッチやトレーニングが有効です。
フロントランジ
座ったまま前屈

ストレッチやトレーニングの積み重ねで改善することもありますので、ぜひお試しください!

※参考記事
【整形外科テスト 下半身編①】変形性膝関節症|股関節が硬い方は注目!
【整形外科テスト 上半身編】胸郭出口症候群|腱板損傷|手根管症候群
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