【整形外科テスト 下半身編①】変形性膝関節症|股関節が硬い方は注目!

放置してませんか?下半身の痛み・違和感

「なんとなく不調な気がするけどまあいいか」というご経験はないでしょうか?実はこうした感覚には「放置してはならない疾患」が隠れている可能性があります。今回は腰、膝、臀部などの下半身に関する理学療法士推奨「簡単な整形外科テスト」をご紹介します。

① 変形性膝関節症(膝蓋跳動)
●どんな疾患?
軟骨や半月板がすり減ることで発症する「変形性膝関節症」が原因で、膝に水が溜まってしまうことがあります。
※「変形性膝関節症」については、詳しくはこちらをご覧ください。

●テスト方法
写真をご覧ください。
まず、片方の手で膝のお皿の上あたりの太腿を掴み、もう片方の親指の腹で膝のお皿を押します。この時に、膝のお皿の骨が浮くような感覚や、異物感があると、水が溜まっている可能性が高いです。

●テストで陽性だった場合
膝に水が溜まっている可能性があるため、整形外科を受診することをお勧めします。放置していると、「膝の曲げ伸ばしがスムーズに行えない」、「炎症が悪化して痛みを伴う」など、症状が出る場合もありますので、早めに受診しましょう。