【2022年度版】管理栄養士監修!透析中でも美味しく減塩できるコツ10ヵ条
2022 / 01 / 08 料理研究会
目次
⑥味は最後に表面につけよう
調理をする際は、食材の中にまで味がしみ込まないように、調味料は最後に加え、食材の表面に絡めるように味をつけましょう。食べた時に直接舌にふれるため塩味を感じやすく、少量の調味料でも満足のいく味になります。
⑦料理は適温にする
温かい料理は温かいうちに、冷たい料理は冷たいうちに食べると、塩分が少なくてもおいしく食べられます。
⑧味にメリハリをつける
全ての料理に対して塩味を控えるよりも、1品にしっかり味付けし、他を薄味にすることで、食事にメリハリがでて満足感が得られます。1食あたりの塩分量も抑えられるため、一石二鳥です。
うどんやそばでは1杯4~6g、ラーメンでは5~8g近くの塩分があります。麺だけ食べても、麺にしみた汁の塩分は口に入るので、汁は残すようにしましょう。また、「つけ麺」にすることで、減塩につながります。
⑩調味料は量って使う
減塩を成功させるカギは「計量する」ことです。計量スプーンを用意し、しょうゆなどの調味料は目分量ではなく、計量して使うようにしましょう。
外食も減塩が可能です
①単品料理より『定食』を選ぶ
丼物に比べ定食は、塩分量の調節(減塩)がしやすいメニューです。たとえば、カツ丼よりはトンカツ定食を注文した方が、カツにソースつけない、定食についてくる漬物やみそ汁を残す等の工夫により、約2g減塩できます。
②麺の汁、味噌汁の汁は残す
前述しましたが、汁には塩分がたくさん含まれています。麺の汁を残すことで、塩分を半分近くカットできます。味噌汁には約1.5gの塩分が含まれていますので、具のみ食べるようにすると良いでしょう。
③調味料の使用は控える
調味料は、なるべく使わないようにしましょう。「塩・こしょう」で下味がしっかりついています。まずは、何もかけずに食べてみましょう。しょうゆやソースを使いたい場合は、小皿に出し「つけて食べる」ことをおすすめします。また、小袋タイプの減塩調味料を持ち歩くのも、ひとつの方法です。