【管理栄養士より 透析治療中の方へ おせち・正月料理の食べ方】

冬の食材や料理を楽しむポイントを確認しましょう!

冬は温かい料理が多くなる季節です。そして、年末年始は「カリウム」や「塩分」の摂取量が多くなりやすい料理が増える特徴があります。一度に食べる量を調整し、冬の食材や料理を楽しみましょう。

冬の食材 カリウム・リンの目安量とポイント

●ぶり(生)1切れ 80g
リンは比較的少なめです。照り焼きで食べるのが一般的ですが、しゃぶしゃぶにしてカリウムを減らすこともできます。
カリウム 304mg
リン 104mg
塩分 0.1g

●たら(生)1切れ 80g
フライや天ぷらなどの上げもとでエネルギーをアップしましょう。香味野菜、香辛料を生かせれば、減塩に効果的です。
カリウム 284mg
リン 184mg
塩分 0.2g

●牡蠣(生)3個 50g
海のミルクと呼ばれ、亜鉛や鉄などのミネラルが豊富です。牡蠣自体に塩分があるので、味付けに注意しましょう。
カリウム 95mg
リン 50mg
塩分 0.6g

●大根 厚さ1cm 40g
大根には、食べ物の消化を助ける酵素が含まれており、胃の調子を整えてくれます。ダシで薄く炊いてふろふき大根、水にさらしてナマスにしてみるのも良いです。
カリウム(生) 92mg
カリウム(ゆで)84mg
リン 7mg

●白菜 葉2/3枚 60g
煮物、鍋物、炒め物、漬物など、いろいろな料理に活用できます。白菜を煮込むと水分が抜け出てカサが減るので、カリウムが増えないよう、食べすぎに注意しましょう。
カリウム(生) 132mg
カリウム(ゆで)96mg
リン 20mg

●小松菜 3枚 40g
ビタミンC、鉄などを含み、特にカルシウムの量は牛乳並みです。生のままではカリウムが多いので、切ってゆでてから使いましょう。煮物や炒め物など、何にでも使えます。
カリウム(生) 200mg
カリウム(ゆで)56mg
リン 18mg

●れんこん 1/4節 40g
茹でこぼしてカリウムを減らすようにしましょう。抗酸化作用のあるビタミンC、疲労回復に効果があるビタミンB1、腸内環境を整える食元繊維が含まれています。
カリウム(生) 176mg
カリウム(ゆで)96mg
リン 30mg

●ブロッコリー 中3個 40g
茹でるとカリウムが半減するので、茹でこぼしましょう。抗酸化作用のあるビタミンCが野菜の中でも特に多く含まれています。また、食物繊維が比較的多いです。
カリウム(生) 184mg
カリウム(ゆで)84mg
リン 44mg

●みかん Mサイズ1個 70g
ビタミンCも豊富ですが、ほとんどが水分です。1日1個程度が目安です。
カリウム(生) 105mg
カリウム(缶詰)53mg
リン 11mg

冬野菜はカリウムが多い食材もありますが、「ビタミン」や「鉄分」も豊富です。これらは体を温め、免疫力をアップさせるのに効果的な栄養素です。冬が旬の食材を食べることで、厳しい寒さや風邪から体を守りましょう!