【うまくしゃがめますか?】柔軟性向上|理学療法士の現場施術法 パート2
2022 / 09 / 13 リハビリ通信
目次
しゃがんだ姿勢をキープできますか?
しゃがむという動作は日常生活ではあまりありませんが、しゃがんだ時に姿勢がキープできず後ろに倒れてしまったり、かかとを床につけることができない、という方が増えています。
昔の日本は床での生活が主であり、トイレも和式(しゃがむ必要がある)で、畳の上に座ることも頻繁にありました。しかし時代が進むにつれてトイレも洋式(座る)になり、床ではなく椅子に座る生活様式に変化しました。このような生活様式の変化が「うまくしゃがめない」大きな原因と言われています。うまくしゃがむためには、特に足首~ふくらはぎ周辺の柔軟性が重要です。
足首~ふくらはぎ周辺の筋肉が硬いと年を取ったときにつまづきやすい、転倒しやすいなどのリスクもありますので、定期的なストレッチをお勧めします。
施術ビフォーアフターの比較
【施術前】
かかとはついていますが、後ろに倒れそうになるので全体的に前かがみになり、頑張って背中を丸めています。辛そうな感じですね。果たしてうまくしゃがめるようになるのでしょうか?
【施術後】
かかとも床にしっかりついています。顔が前を向いていて、背中も真っすぐになっています。
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