【骨盤の歪み放置してませんか?】|理学療法士 ストレッチ・筋トレ
2021 / 09 / 17 リハビリ通信
目次
あなたはどのタイプ?「骨盤の歪み」
①前傾
文字通り、骨盤が前傾している状態です。胸や肩が前に倒れやすくなりますので、腰を反らすことでバランスをとっていて、腰痛になりやすいタイプといえます。女性でハイヒールを履いている方はこのタイプの方が多いです。
②後傾
骨盤が後ろに傾いているため、後ろに倒れないように背中を猫背にしてバランスをとっています。下腹がぽっこりして、肩こり、首こりなどが起こりやすい姿勢です。
③開き
女性で産後に多いのがこのタイプです。O脚だったり、デスクワークの時に膝が開きやすい人はこのタイプのことが多いです。
④傾き
左右に傾くタイプです。片腕だけでバッグを持ったり、気付いたらスカートが回ってしまっている、という方はこのタイプの可能性が高いです。このタイプの方は腰痛が起こりやすいです。
今回は③の開きタイプに沿ったストレッチ・筋トレをご紹介します。
骨盤の歪み 軽減ストレッチ・トレーニング
①ランドマークの確認
正しい姿勢の目印で「ランドマーク」という物が存在します。ストレッチ・トレーニングとは異なりますが、この姿勢をなるべくキープすることで、骨盤が歪みにくくなります。
●座位の場合
横から見て、耳、肩、大転子が一直線になっている姿勢が正しいです。
●立位の場合
横から見て、耳、肩、大転子、くるぶしが一直線になっている姿勢が正しいです。
正しい姿勢をずっとキープするのは難しいですが、デスクワークの方で猫背になったり、背もたれにもたれやすい方は、写真のように仙骨の下にタオルをたたんで入れると姿勢をキープしやすくなります。