【困っていませんか? 療養入院・レスパイト】横浜じんせい病院

横浜じんせい病院における地域医療連携室の役割について

はじめに


医療法人社団 厚済会
横浜じんせい病院 地域医療連携室 室長
島田 弘子

患者さんが他院にて治療を終えた後、自宅に戻ることが難しい場合(ご家族の負担や医療行為があるなど)当院にて入院相談を行っております。医療行為とは、透析治療・酸素療法・喀痰吸引・栄養点滴・疼痛コントロールなどを指しています。また、レスパイト入院での利用もご対応させて頂きます。当院へ入院後は、患者さんのご要望や不安を少しでも改善できるよう、病室へ伺っております。また、退院後も私生活が円滑に営まれるよう、必要に応じて介護保険の導入にも力を入れております。

面会について

現在、コロナ禍にてご面会を制限いたしておりますが、ご家族より患者さんの様子を聞きたいというご要望にお応えし、ご家族の来院時には必ず看護師や連携室担当者がご様子をお話しさせて頂きます。また、短時間ではございますが「窓越し面会」も実施しております。その他、テレビ電話でのご面会を楽しんで頂くなど、出来る限りご要望に沿えるよう、努めております。

患者さんやご家族からの相談も伺います

相談窓口には、様々な悩みをお持ちの方が来られます。ご自宅での介護では、身体的・精神的にもご苦労されている場合がありますので、ご家族の気持ちに寄り添い、真摯にお話を伺います。「話を聞いて頂き、ありがとうございました。少し楽になりました」と言って頂けた際には、少しでもお役に立てた事を大変うれしく思います。その他、各階に投書箱を設置しており、患者さんやご家族からのご意見を伺えるようにしております。

当院は、地域の病院やクリニックとの連携を大切にしております。当法人の理念に沿い、ご相談時の電話対応には、理念を意識した対応を実施しています。
また、当院には「お話の3原則」がございます。(以下①~③)

① 相手のお話をよく聞く事。自分の聞きたい事を話すのではなく、聞く事を優先します。
② お話した事には責任を持つ事。もしも誤った情報を伝えてしまった場合には、非を認め、誠意を持って対応いたします。
③ お話をする前に考えること。考えずに言葉を発すると、相手にご迷惑をおかけしてしまう場合があります。よく考え、相手の気持ちに寄り添ってお話いたします。