【コロナうつ】ストレス発散できていますか?
2021 / 04 / 29 お知らせ
目次
生活のアドバイス
ただし、過度の不安はお互いに緊張を強いることになり、いずれ不満、不信、自棄など、様々な悪い形で噴出します。家族の皆さんは慎重かつ冷静に感染予防策を徹底し、その行動に自信を持っていただきたいと思います。密集の回避や、手指消毒を怠らずに継続することで、感染予防は十分に可能であり、「自分はしっかりと対策ができている」という自信が余裕のある行動を生み、お互いの良好な関係性の維持につながります。
また、長い自粛生活で親族や友人と疎遠となってしまい、孤独感や疎外感を強く感じられている患者さんも多くみられます。是非、一人で閉じこもらず、積極的に相手に連絡をとることをお勧めします。電話で声を聞くだけでも安心感はありますが、顔を見せることで互いの状況確認が可能となる「テレビ電話」や、文字を介すことでより密接に心の交流がはかれる「手紙」などを活用されてみては如何でしょうか。
なお、カラオケやスポーツなど、多人数で集まるような趣味をお持ちの方は、今回の自粛により楽しみが奪われ、気持ちが落ち込むことが多いと思います。しっかりとした感染対策を講ずれば再開も可能であり、それまで「楽しみにして待とう」と、気持ちを切り替えてみては如何でしょうか。感染リスクの低い新たな趣味を始めるのもよいと思います。
患者さんへのメッセージ