【座ったまま1分】腰痛に効く!理学療法士推奨|ストレッチ

腰痛の85%は原因不明?

悩んでいる方も多い腰痛ですが、MRIやレントゲンなどで原因を特定できる腰痛は約15%で、残りの85%は原因不明の腰痛であるといわれています。原因不明の腰痛の中で、原因の1つとして挙げられるのが「骨盤の歪み」です。骨盤の歪みは、姿勢のクセや筋力の低下などにより、骨盤周りの筋肉がアンバランスになることで生じ、やがてそれが「腰痛」として表れます。この種の腰痛はちょっとしたストレッチや心がけで軽減することも可能です。リハビリのプロフェッショナルの厚済会理学療法士がストレッチをご紹介します!

腰痛を緩和! 座ったままできる1分ストレッチ

①猫背x鳩胸ストレッチ
浅めに椅子に座り、背中を丸め、胸を反らすという動作を、ゆっくりと深呼吸をしながら20秒繰り返します。この時、骨盤を起点にして行うことを意識して下さい。
※悪い例
背中が前傾、後傾するのはNG。
 

②4の字おじぎ
浅めに椅子に座り、脚を4の字に組み、骨盤を起点にして、背筋を真っすぐに伸ばしたまま、前へおじぎするように倒れます。しっかり呼吸をしながら、脚を組み替えて各10秒行います。
※悪い例
背中が丸くなるのはNG。
 

③座ったまま前屈
浅めに椅子に座り、片方の膝を伸ばした状態にします。もう片方は膝を直角に曲げ、この状態で骨盤を起点にして、背筋を真っすぐにした状態で呼吸をしながら前屈をします。脚を左右入れ変えて各10秒行います。
※悪い例
背中が丸くなるのはNG。