【座ったまま1分】理学療法士推奨|肩こり解消ストレッチ
2021 / 04 / 16 リハビリ通信
目次
そもそも何故肩こりは起きるの?
人間の頭は成人であれば、体重の約10%(体重50kgの方であれば約5kg)と言われています。かなり重たいですよね。この頭部を肩甲骨周辺や首などの筋肉で支えているため、負担がかかりやすく、肩や首に凝りが起こりやすいのです。
特に、デスクワークの方は、同じ姿勢でパソコンに向かって作業をする時間が長いため、肩周りの筋肉が緊張しっぱなしの状態となり、肩こりが起こりやすいです。作業の合間にほんの少しでもいいいので、ストレッチをして筋肉をほぐしてあげると、肩こりを緩和することができます。リハビリのプロフェッショナルの厚済会理学療法士が簡単なストレッチを伝授します!
肩こりを緩和 座ったままできる!1分ストレッチ
①左手で右側の頭部を持ち、左側に頭部を倒します。深呼吸しながら15秒キープ。終わったら反対側も同様に行います。※肩は水平を保ち、斜めに傾かないで、頭部だけを倒しましょう。
②壁に向かって背中を真っすぐにして、背中の筋肉が伸びているのを感じながら、手のひらで壁を押しましょう。深呼吸しながら15秒キープ。※この時、背中を丸めないで、真っすぐにするのがポイントです。
③背筋を立てて、後ろ手で手のひらを合わせましょう。深呼吸しながら15秒キープ。
※この姿勢が難しい方は、後ろで手を組んで、組んだ手を上に上げます。深呼吸しながら15秒キープ。この時、背中が前傾しないように、背筋を立てて行います。
一日に3回(3分)、難しい場合は2回(2分)でもいいので、作業の合間にやっていただけると、筋肉の緊張がほぐれて、凝りが緩和されると思います。ぜひお試しください!