患者会NEWS_上大岡仁正クリニック あおぞら会

はじめに

私たち、あおぞら会は上大岡仁正クリニックに透析通院する患者の会です。私たちは、平成21年10月18日、上大岡ウィリング横浜において設立するための患者の会を開催し、平成22年4月1日、「上大岡仁正クリニックあおぞら会」として、その活動を開始致しました。令和2年にて、満10年を迎えることになります。

透析患者の会を持とうとした目的は、私たち仁正クリニックで透析をする仲間たちが、透析について、透析をしながらの生活について、体調管理などについて、話し合える場づくりです。

透析をする私たちは1級身体障害者であり、週3回必ず透析のために通院しなければならず、日常生活において様々な制限があります。シャントの流れが悪く、「風船で膨らます処置」を繰り返している仲間同士で話し合える機会があることは、安心できるものです。除水量管理のための水分の取り方も、みんなで苦労を分かち合っています。

あおぞら会の活動

あおぞら会の活動は、仲間同士の情報交換も含めて、「透析しながら元気に生きる」、そのために色々なイベントを用意することでもあります。透析をしていると家に引きこもりがちになり、外に出歩く、人と会う機会が減る、という話を耳にすることが多くなります。もちろん、体調が不十分のときもありますが、透析のためにチャンスが減るということもあります。やはり、透析をしているわたしたちのことは、透析をしている仲間が一番わかるわけです。

透析をしながらも元気に、できる範囲で色々なことに取り組んでみたい。そのために日帰りバス旅行も、色々見学先を探したり、みんなと食べるおいしいお昼を選んだり、計画に時間をかけます。

透析のこと、採血データの見方、合併症との付き合い方、血圧の動きなど、色々な勉強会も行います。透析のことをみんなで学んでいくことも、元気に生きるためには大切なことです。