社員座談会

K.S 臨床工学技士
2009年入職
A.T 看護師
2018年入職
N.M 看護助手
2019年入職
Y.M 理学療法士
2019年入職
H.I システムエンジニア
2019年入職

厚済会への入職理由を教えてください

学生の頃、透析の仕事に興味があって求人を探していた時に厚済会を見つけました。家から通いやすかったことと、法人の理念に共感できたことが大きかったです。特に、面接官の方の雰囲気がとても良く、この方と一緒に働きたいと感じたことが決め手になりました。

転職する際に、以前少しだけ透析医療の経験があったので、もっと知識と技術を身につけたいと思ったことと、子育てとの両立も考えていたので、通勤時間や勤務時間がちょうど良かったことが決め手になりました。また、患者さんと長い期間、家族のように寄り添っていける環境に魅力を感じました。

以前は歯科助手のお仕事をしていました。しばらく子育てでお仕事から離れていましたが、そろそろ働きたいなと考えていたタイミングで金沢クリニックのポスティングのチラシを手に取る機会があり、働くならまた医療関係でと思っていたので、自宅からも近く、ピッタリだと感じ、入職を決めました。

駅から近く通いやすかった事と、子供が小さく、子供との時間がとりたかったので、日曜日の休みが確保されていた事は大きかったです。その他にも福利厚生で入院時の補償や休職時の補償等の保険に加入してくれる事、箱根や京都等のリゾートホテルを安く利用できる事など、勤務条件的に自分に合っていると感じたため、入職を決めました。

厚済会は福利厚生が充実しており、職員を大切にしていることが伝わってきました。私が厚済会への転職を決めたときは、妻が妊娠6ヵ月であったこともあり、妻や子供に何かあっても自分の病院をすぐ紹介できるなど経営母体もしっかりしており、安心して勤められることも要因の一つでした。

法人理念の内、特に共感している点について教えてください

理念で私が特に共感しているのは【知】です。知には、医療人としての姿勢や、一緒に働いていく仲間への想いが込められています。患者さん一人ひとりに、より良い医療を提供するためには、私たち医療スタッフ全員が協力し、互いを信頼し合うことが大切だと考えています。仲間を尊敬し信頼することができなければ、如何に高い医療技術を持っていてもチーム医療は成り立たないからです。

私は【仁】です。人に対しても医療に対しても誠実に。を目標としています。様々な状況下や人の数だけある感情の中、どんな時でも誠実な対応が行える看護師でありたいと思っています。

理念の共感しているところは【愛】です。患者さんの立場になって考え、寄り添うことはとても素敵な事だと思います。仕事の面でも、人としても、相手を思いやる気持ちを大事にしたいです。

奉仕の精神を持つという所です。私は今年入院する機会があり、患者の立場となった時に看護師さんのちょっとした優しい一言など、声掛けてもらえるだけでとても安心感を与えてもらいました。これだけではありませんが仕事をしている中で忘れがちになってしまう“患者さんを良くしたい”という気持ちを持ち続ける事が大切だと実感しました。

【仁】の気配り、心配りを大切にしています。周囲の状況や、クリニック・病院からの問い合わせに気を配り、支援チームの一員として、その時その時で臨機応変に対応できるよう心掛けています。

厚済会に入職して、どんなところが成長したと思いますか?

様々な支援があり多くの資格(透析時能検定1級・透析技術認定士・医療情報技師など)を多く取得することができました。技術知識も成長させていただいたと思っていますが、様々な研修を受けさせていただいたため、リーダーシップやマネジメントなど内面的な成長もできたと思っています。

今までは、個々の能力や技術の成長が看護を良くしていくと考えていましたが、厚済会に入り、日々皆で助け合い、協力しながら働く重要性を認識し、チーム医療の大切さを感じることができました。今では、個々だけでなく、チーム力向上のためにどうするべきかを考え、行動していけるようになりました。

自分に自信を持って行動できるようになったことです。最初は自信が持てなくて不安の方が大きかったですが、経験を重ねるにつれて、スタッフや患者さんとのやり取りも積極的になり、名前も覚えてもらえるようになって嬉しく思っています。

リーダーとしての考え方が成長したと思います。今年度リーダーシップ研修を1年かけて学ばせていただく機会がありました。医療従事者として自分のスキルの向上を目指す事はあっても、リーダーシップなどを改めて勉強する機会はあまりありませんでした。その中でこのような機会を頂き、様々な考え方を得られたと思います。

研修や勉強会など自己研鑽をする機会に多く恵まれた職場であり、自分の専門分野のみならず、労務や安全衛生など多く学ぶことができました。未経験の方々でも安心して学べる環境もあり、そのため自然と知識が身につき、気がつけば国家資格を6つも取得していました。

仕事をする上で大事にしていることは何ですか?

理念の【知】にも書いてあることですが、仲間を尊敬して思いやりを持つことです。そして、感謝の気持ちですね!常に感謝の気持ちを忘れずに、仲間に仕事のフォローをしてもらった際はしっかり【ありがとう】と伝える事を意識しています。

相手と向き合うことです。患者さんに対してもスタッフに対しても、よく見て、聞いて、相手のことを知りたいと思って日々接しています。思いを少しでも受け取れ、お互いに理解し合える関係づくりを目指しています。

常に笑顔で、ポジティブな気持ちでいることです!病院に治療を受けに来る患者さんたちは、いつもどこかに不安があると思います。まずは自分が笑顔で明るくいることで、患者さんはもちろん、まわりの人たちを少しでも前向きな気持ちにするサポートができたらと思います。

患者さんの声を聴く事を大切にしています。リハビリテーションという仕事は患者さんの人生に対してアプローチをしていくので、患者さんが何を思って、どのような生活がしたいかなどを聞かないと目標が設定できないからです。患者さんと話し合って決めた目標に対してお互い頑張っていく事で、より良い結果が出てくると考えています。

事務局の仕事は幅広く、採用、勤怠管理、給与計算、職員の入退職手続き、物品管理や保険業務、システム保守、経理財務、PR、医師の先生方の調整など多岐に渡ります。そのため「自分の仕事」と「それ以外」を分けるのではなく、状況を見ながら「全員で協力すること」を考え、判断するようにしています。事務局をワンチームとして捉え、現場の立場に立って行動することで、全体を見て働くことが出来るようになりました。