【勉強会】ダイアライザーから学ぶ‼透析の基礎📝
2022/07/21皆さん、こんにちは✋採用担当の菊池です。
全国的に記録的な大雨による被害について、大きなニュースになっていますね。☔
厚済会の各施設では、幸い目立った被害はない状況ですが、皆さんの地域は大丈夫でしょうか。
個人的にも、普段意識できていなかった家付近の防災マップを再確認したり、防災用品の見直しを行いました⛑
「まさか」という事態のため、日頃から備えておくことが大切ですね。
今日のブログ内容は❓
さてさて、今日は部署別勉強会「ダイアライザーから学ぶ‼透析の基礎」についてご紹介します!
今回も各施設からリモートで視聴する形で開催し、合計50名程度の職員が業務の合間を縫って参加しました✨
採用ブログでは、2021年の7月より、毎月の部署別勉強会(6月の勉強会の記事はこちら)を記事にしています!
ぜひ過去の記事もご覧ください😃
今回のテーマは”ダイアライザーから学ぶ透析の基礎”。
上大岡仁正クリニックで勤務する臨床工学技士が発表してくれました👏
臨床工学技士といえば「いのちのエンジニア(Medical Engineer)」とも呼ばれていて、院内の医療機器の操作と医療機器のメンテナンスとを行うのが主な仕事です✨
そんな透析機器のスペシャリスト・臨床工学技士の勉強会ということでわくわくして臨みました📝👣
さて、今回も勉強会の様子を写真とともにお伝えします🎵
ダイアライザーの歴史
まずダイアライザーの歴史について学びました✎
そもそも、ダイアライザーとは❓透析に関わる方はご存知かと思いますが、「人工腎臓」のことです!
透析患者さんは、腎臓の機能が不十分のため体で作られた老廃物や水分を排出できません。
血液を1度体の外に出してから、ダイアライザーを通して老廃物や過剰な水分を取り除き、また体の中に戻しすことで血液浄化を行っています。
腎不全はほとんどの方が亡くなってしまう病気でしたが、ここ100年に渡るダイアライザー開発の進歩で、多くの方の命を救うことが可能になりました。👨👩👧👦
ダイアライザーの特徴
現在、世の中には多数の企業が、ダイアライザーを開発・製造しており、「形状」「材質」「性能」それぞれ違った特徴があります。
●形状・・・「中空糸型」「コイル型」「積層型」
●材質・・・「セルロース系」「合成高分子系」
●性能・・・「透水性」「機械的強度」「糖質除去性」等
ダイアライザーには様々な特徴があるんですね😲
ダイアライザーの選択
前述の様々な特徴のあるダイアライザーの中から、患者さん一人ひとりに合ったダイアライザーを検討するのも臨床工学技士の仕事です。
患者さんの年齢や透析の段階、アレルギーなどを考慮しながら選択します。
終わりに
お読みいただきありがとうございました☺
ダイアライザーには数え切れない問題点や課題を乗り越えた歴史があり、現代のような多くの方の命を救える技術が確立できたということ。📝
その裏側には常に臨床工学技士という、ダイアライザーと向き合うスペシャリストがいるということを改めて実感しました✨
さてさて、来月も部署別勉強会は開催予定ですので、またブログでご紹介できればと思っております❣
お楽しみに~✋
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