診療技術部

放射線科

患者さんのご負担を軽減するとともに、気持ちに寄り添った検査を実施いたします。

基本方針

  • 法人理念「仁・愛・知・技」を大切に、安心して検査を受けていただけるよう、患者さんの気持ちに寄り添った言動を常に意識する。
  • 常に最新の知識や技術を身につけ「また検査を受けたい」と思っていただけるよう、患者さんの負担の少ないスピーディーな検査を行う。

所属人数と男女比
正職員2名、非常勤職員2名、計4名体制。男女比は2:2です。

特徴や独自性

  • 豊富な検査体制 (各種レントゲン・胃バリウム検査・骨密度・CT(単純・造影)・PTA(VAIVT))
  • ほとんどの検査が予約の必要なく、緊急時でもすぐに対応できる人員体制を構築している
  • CT検査は、放射線科医と主治医による二重読影体制

部署として注力していること
放射線技師が行う画像診断は、患者さんのご協力を得ることで更に良い画像を得られるものと考えております。患者さんには検査説明をしっかりと行ない、ご納得を得た上で一緒に検査を行うことを大事にしています。また、患者さんが納得できるだけの知識・技術・コミュニケーション能力を身につける事にも注力しております。

部署長

 法人理念を大切に質の高い検査を提供できるよう、日々研鑽を続けております。

総合病院で15年間勤務した経験を活かし、2018年より厚済会でお世話になっております。放射線技師は様々な診療科より撮影依頼がある為、全身の解剖や症例など、自己研鑽にも注力してまいりました。ただ検査を実施するのではなく、患者さんの気持ちに寄り添い、求められている言動を体現できるよう日々精進を重ねております。


放射線科 主任
亀山 正人
業務内容

①レントゲン検査:極微量の放射線を利用し、身体内部の写真を撮影します。

【レントゲンでわかること】

  • 肺に炎症がないか、水が溜まっていないか
  • 心臓に負担がかかっていないか
  • お腹に水や空気が溜まっていないか
  • 骨折やヒビはないか

【当院の特徴】

  • ほぼ待ち時間なく、撮影のご案内が可能です。
  • 装置による制限はありますが、すべての部位の撮影が可能です。

②胃バリウム検査:バリウムと呼ばれる液体を飲んでいただき、食道や胃を様々な角度からレントゲンで撮影します。

【胃バリウム検査でわかること】

  • 胃がんやポリープ
  • 胃は荒れていないか
  • 食べたものが逆流しやすくなっていないか

【当院の特徴】

  • バリウム検査は、技術による画像の差がハッキリと出る検査です。
    当院では、長年経験を積んだベテラン技師が実施・指導を行なっておりますので、安心して検査を受ける事が出来ます。

③CT検査:医療用放射線を螺旋状に照射し、身体の内部を調べる検査
レントゲンと違い色々な断面の写真が撮れるので、身体の奥深くにある病気も写し出すことが出来ます。

【CT検査でわかること】

  • 各部位のがんや炎症
  • 血管に瘤が出来ていないか。腸管が詰まっていないか
  • 胆のうや尿管に石はないか
  • 肺やお腹に水は溜まっていないか。リンパ節は腫れていないか。

【当院の特徴】

  • 予約なしでの撮影にも対応しています(検査結果の説明は後日になります)
  • 造影剤を用いた、より詳しい検査も実施しております(心臓血管を除く)

④骨密度検査:極微量の放射線を用い、身体全体の骨の状態を調べる検査です。

【骨密度検査でわかること】

  • 骨粗鬆症
  • 骨密度の減少度合い

【当院の特徴】

  • 精度が最も高い、腰と股関節で測定を行なう装置を使用しています。
  • 検査時間は5分程度であり、身体に負担の少ない検査です。

⑤PTA(VAIVT):放射線透視機器もしくは超音波装置を用い、狭くなった血管を内部から拡張させる手術です

【PTAで行なうこと】

  • 血管の走行や血栓の有無、狭窄の有無を確認する
  • 専用器具を用いて、血管内部より狭窄部の拡張を実施
  • 改善の度合いを画像で確認する

【当院の特徴】

  • 経験豊富な血管外科専門医が実施いたします。
  • 透視装置と超音波装置を備えており、さまざまな患者様に対応可能です。
チーム医療への参加

医療安全委員会、院内感染委員会、ありがとうカード委員会、ヨクスル活動、安全衛生委員会、ALSチーム、災害対策チーム、OPEチーム

資格名と取得人数

なし

学会発表

〇第64回日本透析医学会学術集会・総会
 「透析患者における腹部CTの有用性」  放射線科 主任 亀山正人