【脚組み・あぐらが良くない理由】理学療法士が解説します!

あぐらによって生じる身体への影響


通常「あぐらをかく」というと、写真のような感じになります。横から見ると、骨盤が後ろに倒れてしまい、それを補うために背中が丸くなっているのが分かります。この姿勢は腰に負担がかかり、腰痛を引き起こしやすいです。

あぐらが習慣化してしまうと、立った状態でも同じような姿勢を継続してしまいます。骨盤後傾・猫背のバランスを取るために脚が開いた状態となり、O脚を助長することになります。このような理由から「あぐらをかくのは腰痛で悩む人にはお勧めしない」と言われています。


もし「あぐらをかく」のであれば、骨盤を立たせて、背筋を伸ばすことが重要です。一つの方法として、尾てい骨と床の間に折りたたんだタオルを挟むと、骨盤が立ちやすく、背筋も伸ばしやすくなります。ぜひお試しください。

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