社員座談会

F.Y 薬剤師
2020年入職
Y.M 理学療法士
2019年入職
K.M 放射線技師
2017年入職
K.S 総務課
2018年入職
M.K 看護助手
2018年入職

Q
法人理念の内、特に共感している点について
教えてください。

F.Y私が「仁・愛・知・技」の中で、一番共感しているのは「仁」です。
以前は、調剤薬局で勤務していましたが、やりがいもある反面、もっと患者さんに寄り添える環境下で仕事がしたい、新しい分野にチャレンジしてみたいと思い、転職しました。実際に厚済会で勤務をしていると、様々な職種が専門性を持って業務に臨んでおり、業務内容も多岐に渡りますが、どの職種も「患者さんの為に」という思いは同じなのだと、挨拶や話している様子を見ているだけでも感じます。

K.M放射線技師は技術職です。したがって、技術の向上を目標とした「技」という言葉が理念として1番共感できます。検査1つ1つが撮影技術を必要とするため、技術が未熟であると、焦りや失敗という不安から、患者さんへの対応が疎かになってしまいます。自己研鑽や経験を積むことで、検査に余裕ができ、患者さんへの対応が向上すると考えています。このことは、他の理念である「仁」「愛」「知」の向上にも繋がると思っています。

Y.M私も同じく「技」です。理学療法士も技術職であり、向上心が落ちてしまうと、そこで成長は止まってしまいます。その為「技」の「常に最新の技術を身に着ける」という理念は、とても大切だと感じています。

K.S「仁」の気配り、心配りを大切にしています。周囲の状況や、クリニック・病院からの問い合わせに気を配り、その時その時で臨機応変に対応できるよう心掛けています。

M.K私は「愛」です。「丁寧に対応する、喜ばせる、笑顔にさせる」ということを自分のモットーとしています。患者さんの笑顔が見られることが一番嬉しいです。

Q
厚済会に入職して、どんなところが
成長したと思いますか?

K.M以前の職場は、病院から与えられた撮影装置にて、ひたすら患者さんを撮影し続けるという環境でした。これにより、撮影技術は向上しましたが、患者さんが撮影に支払う金額や、撮影機器の運用費用など、放射線科の運営については、全く知りませんでした。厚済会に入職し、運営に携われるようになり、放射線機器の設置に必要な知識や、診療報酬についての知識を、向上させることが出来ました。

K.S総務課の仕事は幅広いです。給与計算、職員の入退職手続き、物品管理や保険業務、安全衛生委員会の運営など、様々です。そのため「自分の仕事」と「それ以外」を分けるのではなく、状況を見ながら「全員で協力すること」を考え、判断するようにしています。以前より、全体を見て働くことが出来るようになりました。

F.Y私は、患者さんとの関係性が構築できたことです。
昨年10月より、薬剤師が透析室を訪問する「ラウンド業務」を行っています。最初は、薬の内容についてしか患者さんと話す事が出来ませんでした。しかし、先生をはじめ、様々なスタッフの方に実際の透析治療についてや、患者さんの状態について教えて頂き、今では、患者さんの生活習慣なども含め、一人一人に合わせた話ができています。
また、私が話の中で出た情報をフィードバックしたり、服用のしにくさや、患者さんの状態が少しでも改善されると、喜びを感じます。薬の処方提案をする際は、患者さんの主訴をそのまま伝えるのではなく、当院の採用薬ではどんな選択肢があるのか、変更後のメリットや臨床実績のデータなど、明確な根拠を持って提案を行っています。

Q
仕事をする上で大事にしていることは何ですか?

Y.M昔、今の仕事にやりがいを見出せない時期に、先輩から言われた言葉があります。”医者は命を救う。リハビリは人生を救う。”この言葉により、気持ちの整理が出来ました。今でもこの言葉を大切にしています。患者さんがその人らしい生活が送れるように寄り添い、リハビリを行っていく事を第一に考え、仕事をしています。

M.K私は、職員や患者さんとのコミュニケーションを大切にしています。少しでも疑問に思ったことはすぐに相談し、解決して業務をスムーズに進められるようにしています。患者さんと話す際は、ちょっとした変化も見落とさないよう、しっかりと傾聴しています。

K.M放射線技師として、検査にくる患者さんの命を預かっている覚悟をもって、業務に臨んでいます。実際に診断、治療を行うのは医師ですが、画像診断における見逃しや誤診は、技師の責任だと思っています。この可能性を少しでも減らせるよう、自己研鑽を行うことは放射線技師の責務です。また、同じくらい大切にしていることは、楽しく仕事をする事です。検査にくる患者さんは、不安から暗い気持ちになってしまうこともありますので、技師は明るく元気に対応する事が大事だと思います。楽しく仕事が出来る職場環境づくりを、今後も継続していきたいです。