腎臓病の種類
生活の改善をしましょう

腎臓病と診断されたら、まず生活習慣の改善が必要です。肥満の改善や減塩、規則正しい食事、禁煙などを心がけましょう。高血圧や糖尿病などの生活習慣病がある人は、医療機関を受診してきちんと治療をしておくことが大切です。

生活習慣を改善しましょう。
肥満の改善、規則正しい食事、禁煙
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食事療法について

食事療法はできるだけ早い時期から始めることが効果的です。原因となった病気や合併症、年齢などにより食事療法の内容が異なるため、主治医や栄養士から指導を受けることが必要です。一般的な目安としては下記のことに気をつけましょう。

■たんぱく質の制限
たんぱく質のとりすぎは、血液中の老廃物を増やし、腎臓に重い負担をかけます。食事中のたんぱく質を必要最低限に減らすことが必要です。1日の摂取量は体重1kgあたり0.5〜0.3gです。体重50kgの人の場合1日25g、60kgの人の場合30g以下となります。現在の日本では、1日のたんぱく質摂取量は平均で70〜80gといわれています。通常の1/2から1/3程度にまで減らすことになるので、栄養不良にならないよう、十分な指導を受けることが重要です。低たんぱく食品などを上手に利用することも工夫のひとつです。

たんぱく質の量の目安。
ごはん(茶碗1杯)4.5g、食パン(6枚切1枚)6g、ゆでそば(1袋180g)9g、豚肉(1切れ60g)12g、さけ(1切れ60g)12g、たまご(1個50g)6g、牛乳(コップ1杯約200ml)6.7g、ほうれん草(140g)3g

また、和菓子や洋菓子など甘いものにも注意が必要です。小豆や牛乳、卵が使われているため、意外とたんぱく質が多く含まれています。例えば、ショートケーキひとつには卵約1個分のたんぱく質が含まれています。

■十分なエネルギーの摂取
たんぱく質の制限をしているとエネルギー源(熱量)が少なくなり、体重が減りやすい傾向になります。また、エネルギーが不足すると体内のたんぱく質がエネルギー源として燃焼されますので尿素や窒素などの老廃物が増え、腎臓に負担がかかることになります。

エネルギーが不足すると腎臓に負担がかかることになります。

1日の必要エネルギー量の目安は体重1kg当たり35〜40kcalです。たんぱく質を減らした分、糖分や脂質を十分に摂取することが重要です。ただし、糖尿病など原因疾患によってはエネルギーを摂りすぎてもいけません。医師や栄養士と相談の上、1日の必要エネルギー量を決めましょう。

■塩分の制限
日本人の塩分の摂取量は1日平均11〜12gと多めです。腎臓が悪くない場合でも塩分の摂取量を減らすことをおすすめします。むくみや高血圧のある場合には特に気をつける必要があります。塩分の摂取は1日7g以下、高血圧のある場合は1日6g以下に抑えましょう。

■リン・水分の制限
リンの値が高い場合、むくみ、腹水などがみられた場合は制限が必要になります。医師の判断にしたがってください。

ひとりひとりに
合わせた食事療法が必要なんだね
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